かすてらへのこだわり

かすてらへのこだわり

素材と製法へのこだわり

三代目久太郎は、菓子の道を更に極める為、和洋菓子作りの傍らかすてら作りの修行に出ました。
長い修行を経て、試行錯誤の末に作り上げられたのが、 松井老舗の「長崎かすてら」(五三焼)です。
「五三焼」とは普通のかすてらとは違い、小麦粉を少なくし、卵は卵黄5・卵白3の割合、更に砂糖の配合を多くして、とても濃厚な手間のかかるかすてらです。
加えて、他所のかすてらとの違いは水飴です。
多くのかすてらは酵素処理された水飴を使って焼かれたものが多い中、コクと艶がでやすい麦芽の水飴を使用しています。
ほかにざらめ糖の使い方には独自の製法があり、底に敷き詰めるのではなく、釜に入れる前に生地の中に入れ込み、焼き上げの段階で溶けきれなかったざらめだけが底に残るというこだわりの製法、 熟練の職人にしかできない技を使っています。

  • 見てはっきりと色の違いがわかる卵。厳選した卵を使っております。

  • 小麦粉の特性を熟知したうえで、グルテンの少ない独自のブレンド のものを使用しております。

  • 松井老舗のすぐ裏にある武家屋敷の水路です。島原市街はいたる所 から美しい水が湧き出ています。

  • 生地に含まれる気泡を一つ一つ手作業で取り除く「泡きり」という 作業を何度か行います。熟練の職人にしかできないこのひと手間が、 きめ細やかなかすてらを作り上げます。

  • 伝統の技法を守り続け、一本一本丁寧に窯で焼きあげます。

  • 松井老舗の「長崎かすてら」は手間も惜しまず、材料にもこだわって います。島原銘水、国産のはちみつ、格別のこだわりの「さくら地鶏」 の卵と鹿児島県産「麦芽」の水飴を用い、独自のブレンド法で、一本 一本職人の手技によって丁寧に焼き上げられています。

量産できない濃厚な本物の味わいを是非ご賞味ください。